痩せ薬、レプチンについて

      2016/07/10

当サイトをご覧の方には過去に何度かリバウンドをしてしまった経験があると思います。

しかし、それは仕方ないこと。人の体は元々リバウンドするように作られているからです。

皆さんは人体から「痩せ薬」とも言われているホルモン(レプチン)が毎日出されていることをご存じでしょうか?

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このレプチンは脂肪が沢山溜まって太り始めると沢山作られます。そして脳に届いて代謝を上げたり食欲を抑えるように命令を発します。

人間の体重がほぼ一定を保っているのもこのレプチンのお蔭といっても過言ではありません。

食べ物が豊富な地域に住んでいる野生動物の中でも大きな個体は居ても肥満な個体が居ないのはこのレプチンのおかげです。

太りすぎると天敵に狙われやすくなったり、体の生命維持機能が落ちてしまうので、それを防ぐという意味で非常に重要なホルモンといえます。

しかし、私たち人間に限っていえば肥満体は社会的な問題となっています。また、ペットでもデブ猫・デブ犬はたまに居ます。

レプチンがあるのに肥満になってしまうのはなぜか?

この理由は至って単純。私たち現代人がレプチンの働きを超えるほど沢山食べて運動を怠っているからです。

日常生活の中でもレプチンは問題なく毎日分泌されて脳に届けられています。

しかし、飽食のこの時代。レプチンも日夜分泌されて昼夜を問わず脳に送り届けられています。

その結果、脳はレプチンの過剰な要請を受け取るのを止めてしまうというわけです。

例えるなら迷惑メールでないのに大量に送られてくるので機械側で自動的に着信拒否してしまうようなものですね。

一旦太り始めるとドンドン太ってしまうのは、脳がレプチンを着信拒否していたからでした。

ここで無理なダイエットをすると確かにレプチンは作られなくなります。

すると脳はレプチンが来ない=食料が不足している、と判断して沢山食べるように体に命令を送る、というわけです。

これがリバウンドについての科学的な説明の一つです。急激に体重が落ちることが原因で生命維持のために元の太った体重に戻る

お分かりの通り、これも上で挙げた太らない野生動物と同じく、同じ状態をキープしようとする生物の仕組みによるものです。

人間の体を司っているのは脳です。

ダイエット成功の秘訣はその脳の仕組みをきちんと理解して、上手な付き合い方をしていくことかもしれませんね。

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